一人暮らしだからこそ、防災対策はいざという時のためにしっかり備えておきたいですね。
それが色々忙しくて、まだ何もしてないなぁ
災害はいつ起きてしまうのかコントロールできません。
明日くるかも…。
1時間後にくるかも…。
そういった時に慌てないためにも準備しておくといいです。
準備しなきゃとは思うけど、ちょっとだけ面倒…
家族の分の時とは違って自分の分だけだから準備しておこっ
“自分のことは自分で守る!”とはじめた一人暮らしのあなたに、揃えておきたいアイテムと、おうちでできる対策を紹介していきます。
いざというときのための安心感につながるので、ぜひチェックしてくださいね。
一人暮らしで最低限そろえておきたい防災グッズ
下の画像は、首相官邸よりおすすめの防災グッズのリストです。
引用元:首相官邸
たくさんありますね。
だけど、長年の経験上で挙げられたリストなので、よく見ると無くては困るものばかりです。
すべてを詰め込みすぎても、女性はリュックで背負っていける容量でないと、意味がありません。
過去に救援物資は、水や食料が先に供給されています。衛生品や防寒品は後回しの現状を考慮すると備えやすくなるかもしれません。
背負うことができる容量で工夫しましょう。
- 飲料水
500mlのペットボトルの方が便利です。1人1日最低2Lの飲料を用意しておきます。 - 非常食
ソイジョイやカロリーメイトなどは食べやすく、賞味期限の管理も楽になるのではないでしょうか。サッパリなのが好みなら、クラッカーや噛み応えのあるナッツなどでもいいですね。賞味期限の交換が簡単なものを非常食にしておけば、風邪をひいたときなども使えます。ウィダーインゼリーなどの甘いものも用意しておくと、ストレスも軽減してくれます。 - 衣服、下着 1日分
半年に一度ほど季節に合わせて見直し、シンプルな一式を用意しておきましょう。秋冬は防寒下着にするなどして見直します。サニタリーショーツも忘れずに。 - 生理、おりもの用品
救援物資が届きづらいものなので、女性は大変です。下着も取り替えられない状況を見込んでおりものシートもあると下着を清潔に保てます。 - 衛生品
中サイズのタオルが1~2枚あると重宝します。手を拭く、汗を拭く、ブランケット代わりになる、座布団になる、枕になるなど。
マスク、絆創膏や消毒液、アルコールシート、トイレペーパーや使い捨てカイロも安心です。
保湿クリームやヘアゴムもあると、お風呂に入れない時は重宝します。 - 常備薬
薬の調達は難しくなります。 - 電気関係
災害は常に電気が使えなくなります。情報を取るために、モバイルバッテリー、手巻き式ラジオ、懐中電灯用意します。
これらをリュックに積め、重いので避難路の玄関に備えておきます。
一人暮らしでも安心できるおうちの防災対策
ぜひ防災対策を意識して、被害を最小限にできるような安全なお部屋にしていきましょう。
地震の防災対策編
地震は予測がつかないので、しっかり対策しておきます。
なるべくミニマリストに過ごす
ひとり暮らしで生活していると、備蓄品を置いておくスペースや準備にかけられるお金が気になってしまいますよね。
やはり、それをクリアに導くのはなるべくミニマリストに過ごすのことを意識した方が、固定するなどのお金も少なくて済みます。
お部屋のレイアウトを見直してみませんか?
- 玄関までの通路や玄関に背の高いものを置かない(避難路を妨げない)
- 冷蔵庫など背の高い家具家電は、固定しておく
- 寝床の周りに背の高いものや落下物を置かない
- 高い所に重いものを収納しない(本なども下に収納)
- 食器棚のような観音開きのものは、扉を固定しておく
懐中電灯や常にスマホ充電
災害は大抵、電気が通らなくなります。
懐中電灯をいつでも使えるように日頃から気をつけておきましょう。
足元が見えなくて、ケガなどの危険も避けなければいけません。
また、スマホの充電もまめに、気をつけておきましょう。災害は突然です。
寝る時はスマホのほかに懐中電灯、ホイッスル、スリッパを頭上じゃなく、そばに置いておくのがおすすめです。
どれも百均でそろいます。
避難集合場所を把握しておく
地域の避難場所は、近くの公民館や学校であることが多いです。
一人暮らしだと周りの環境をあまり把握してないのではないでしょうか?
マップのみでの確認ではなく、実際に散歩して歩いてみることをおすすめします。災害時は景色も変形してるかもしれませんし、道中、危険なブロック塀など確認できるかもしれません。
火事の防災対策編
ちょっとした油断から、出火してしまいます。火災は近所も巻き込んでしまいますので、6点、意識高く、気をつけていきましょう。
- キッチンコンロを使用してるときは、絶対離れない。
⇒もしどうしても離れる場合は、火を消す。またはアラームをかける。 - コンロの周りの整理整頓をする。燃えやすいもの置かない。
⇒こびりついた油かすや魚焼きグリルの掃除をして火の引火を避ける。 - コンセントのホコリをためずに掃除する。とくに冷蔵庫やテレビがたまりやすいので要注意。
⇒電気コードを折り曲げたり、コード上に物をのせたりしない。 - こたつの中に洗濯物を入れない。
- ストーブなどの暖房器具のそばに燃えやすいものを置かない。
- 玄関の外やベランダの外に燃えやすいものを置かない。
台風、水害の防災対策編
台風は予測がつきます。
雨風が強くなる予報ならば、ベランダに気をつけましょう。
- ゴミ箱や物干しなどの飛びそうなものはに部屋内にしまいます。
- 物干しざおは落ちないように固定します。
- 排水溝の排水溝ゴミも掃除しておきましょう。
台風は地震と同様、停電や断水といった心配があります。非常食や懐中電灯の備えはもちろん、浴槽に水をためておくとトイレや洗濯に使えます。
一人暮らしだからこそ正しい防災対策の行動を覚えておこう
もしも地震の時は?
学生の時、避難訓練もあり、思い出してみましょう。頭を守って、安全な所で揺れがおさまるのを待つのが大事です。
ベッドの下や机の下にもぐるなりして身を守り、揺れがおさまるのを待ちます。暗闇では、割れてしまった照明器具やガラスなどの破片で足を怪我しないように気をつけましょう
まずは、ドアを開けて、避難経路を確保しましょう。お風呂の蓋でもいいので頭部を守り、揺れがおさまるのを待ちます。
慌てて火を消そうとかして、鍋がひっくり返ってしまっては怪我をしてしまいます。東京ガスでは震度5以上の時、自動的に遮断する装置が働くので、まずは安全な場所で自分の身を守り、揺れがおさまるのを待ちます。
揺れがおさまったらガスも元栓も止めます。
大きい地震の場合、割れてしまった照明器具や窓ガラスの破片が危険です。部屋の中でも靴を履いた方が二次災害(けが)が、おきなくていいです。被害情報や避難情報を確認したら、必要に応じて避難場所へと避難します。その際はブレーカーも止めておきましょう。
もしも火事の時は?
火災時には大事な『知らせる』『初期消火』『逃げる』3つと言われています。
『知らせる』119番通報をする。まず通報です。一人で消せるかも、なんて思わずに通報します。 万が一消せなかった場合に、周りに火が飛んでしまっては大変なことになってしまいます。被害が拡大する前に通報しておきます。もし、ボヤで済めばそれは、それでよいのです。
合わせて、「火事だぁ」と叫ぶ。近所周りにも認知してもらいましょう。
非常用ボタンがあるなら、鳴らします。
『初期消火』 天ぷら鍋から発火した場合、絶対に水をかけてはいけません。油は飛んだり爆発します。火が小さいなら、濡れシーツや濡れバスタオルをかけて、酸素を遮断すると消火法があります。消火器があるとなおさらいいです。
何かの弾みで衣服に火が引火した場合は、シャワーをかけたり、湯舟にドボンします。水がない時は、体を転がして火を押し付けるようにして消火します。
電化製品から火が出た場合は、念のためブレーカーを落とし、可能ならばコンセントも抜いてから、消火します。
『逃げる』 初期消火は、絶対に無理しないで、逃げましょう。
火や煙が少ない方に進み、煙があるときは、濡れたハンカチなどを口に当てて、身を低くして逃げます。
また、いったん逃げたら、絶対に戻ってはいけません。
まとめ
防災リュックは、重いので避難しやすい玄関の近くに置くなどがいいです。
いざ備えるとなると、つい後回しにしがちですが、ひとり暮らしだからこそ、被災したら不安は倍増してしまいます。 そういった後悔がないように、ぜひ、この機会に意識してもらえたらうれしいです。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございます。